2013年4月3日水曜日

唐箕って知ってますか?

唐とは穀物と藁や屑とを分ける機具で今ではほとんど見かけません。

昨年秋に収穫した小麦をこの唐箕にかける作業をしました。

原理としては上から投入して穴を通って下に落ちます。落ちるときに横から風車で風を送って藁や屑を飛ばして小麦と選別します。藁や屑は小麦より軽いので飛ばされるという簡単な原理です。

風車は手動でハンドルを回し、小麦が落下する穴も手動で大きさを調節しなければなりません。
このハンドルを回すスピードと穴の大きさの調節がむつかしい。

ハンドルを早く回すと小麦まで屑と一緒に飛ばされてしまいます。穴の大きさも小さいと時間がかかるし、大きすぎると大量に落下して屑まで飛ばされずに落ちてきます。

研修生2人でやったのですが最初はなかなかうまくいきません。

途中までうまくいったのに最後に穴を大きくしすぎて屑が大量に落ちてきて最初からやり直したり、穴が小さすぎてハンドルを回すのが疲れたり、仕事が捗りません。

 何度か繰り返すうちにコツをつかんできました。

この唐箕は今では入手困難らしく自分が使うことはなさそうですが、いい経験ができました。」

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