2013年6月26日水曜日

畑さがしに苦戦

来年からの独立に向け研修を受けながら自分の畑と家を探しています。

希望は佐久市内および周辺地域。

JAに放棄農地の紹介をお願いするがなかなかいい返事がもらえません。

放棄地は慣行農業(従来からの農薬、化学肥料を使用)向けならあるんだけど有機農業には難しいんだよね。

要するに隣の慣行農家に病気が移る、害虫が付くなど嫌がられるから話し合いが難しい。貸す方も嫌がる。という理由です。

JAや市役所の相談会に行っても有機農業で食べていけるのかという心配をされます。

実際に成功している有機農家はたくさんあります。逆に慣行農家は専業で食べていけない現状に対して彼らはどう考えているんだろうか。

まだまだ有機農業は認められていない農法なんだなあと実感してます。

当面、佐久を中心に立科町、御代田町、小諸市、軽井沢町、佐久穂町で探して行こうと思います。

土壌が良くて、八ヶ岳や浅間山が見えるそんな畑を気長に探します。

2013年6月22日土曜日

自分の畑 ジャガイモの花が咲いた

ようやくまとまった雨が降り、乾いた土も水分を含んで野菜達もイキイキとしています。

ジャガイモの花が咲きました。

 
 
 
 
ブロッコリーもしっかり成長しています。




長芋の芽がグングン伸びてます。
ネットを張って支えなくてはならないのですが、ネットがないので支えなしです(^@^);



他にキャベツ、レタス、大豆、下仁田ネギを植えています。

なぜかレタスと大豆がうまく育ちません。

もっと他に育てたい野菜がありますが、作業の合間にできる範囲で無理せずやっていきます。

2013年6月13日木曜日

研修生活はこんな感じ

佐久市のゆい自然農園さんに研修でお世話になってはや2か月半が過ぎました。

興味ないかもしれませんが、普段どんな生活をしてるか書いてみようと思います。

住まいは本宅の道路を挟んで向かい側にある古い建屋です。伊勢湾台風で本宅が壊れた時に仮に建てられたらしいです。

はっきり言ってボロ家です。(師匠ごめんなさい)

奥が私の部屋



2間を研修生二人で使っています。1間8畳で広さは十分です。

ガラス戸から出入りするのですが、立てつけが悪く開け閉めが固くて大変です。最近は開けるたびに虫が入ってきて部屋の中で虫と共生してます。

一応蚊やハエ以外はあまり迷惑をかけないので入ってくることを許しています。

風呂、流し、トイレも付いていて一応最低限の生活はできます。
掃除してもう少しきれいになってますよ。

 

最初はかなりの汚れに、鈍感な私でさえ使うのに抵抗がありましたが、今ではほとんど気にならなくなりました。

家賃はタダ、光熱費も出してもらっていて、野菜も出荷で余ったり、難ありで出荷できないものをもらったりしてほとんどお金を使いません。

もっとも一番近いスーパーまで10キロもあるので、お金を使う機会がありません。買い物は休みの日にまとめ買いしてます。

そしてその休みは土曜日だけの週休1日です。

サラリーマン時代の週休2日が懐かしいというか羨ましい。でもサラリーマン時代と比べると休みを除いては今の生活の方が満足してます。

独立したら月に1回は連休を取るぞっと決めてます。そんな余裕あんのかと突っ込まれそうですが。

作業のある6日間は大きく分けて出荷日と出荷のない日に分かれます。

出荷日は月、水、金。

朝6時から作業開始。

起床は4:30。

まずは畑に出て出荷に必要な野菜を収穫します。6月になってキャベツ、レタス、小松菜など葉物が沢山採れるようになりました。



ただ収穫すればいい訳ではありません。成長の早い株や密集してるところを間引いたり、いかに長く収穫できるか考えながら収穫しなけれななりません。

毎回状況が変わってくるのでこれがなかなか難しいんです。

収穫が終わったら土を洗い流します。

そして出荷小屋へ運び込んで皆で収穫した野菜の出荷準備をします。



枯れた葉や古い葉が付いていたら切り取り、決められた重さを計って袋詰め。

そして箱へ詰めていきます。

終わるのは大抵14:30頃。

14:30にヤマトが集荷に来るので、それまで休みなしで時間との戦いです。

ゆい自然農園では個人宅への宅配を主としています。毎回10種類の野菜を入れていますが、これは大変なことです。

出荷が終わってやっと昼食です。皆そろって食べます。

採れた野菜中心のおかずですが、これが美味しい。

毎回お代りしてお腹いっぱい食べてます。



1時間休憩した後は通常の作業をします。

終わるのは18:00。一日11時間労働でかなりハードです。


一方出荷のない日は朝8:30からとゆっくり開始です。

大体5:30に起きて5~10キロ、30分から1時間走ってます。

こんな景色の中を走ってます。いいでしょ(笑)





戻ってきてから朝食、その後時間まで読書。

時間が来ると作業着に着替えて出荷小屋に集合。

やることはその日の朝に師匠から説明があります。

畑の土つくり(耕耘、肥料まき)、播種・定植、草取り、畝立て、マルチ張りがメインです。

畑が3町歩(約3万㎡)もあるのでどの作業にしても大変です。

有機農業で多品目を作っているので大型機械を入れて機械で一気にやる慣行農家と違ってほとんどが手作業。

特に貯蔵できるジャガイモ、サツマイモ、ネギの播種や定植は量が多くて大変でした。

ジャガイモ畑
サツマイモ畑
下仁田ネギ


最近では下手ながらトラクターや管理機(畝たてや草取りの耕耘をする機械)を扱うことが増えてきました。

管理機
 
トラクター

あとビーバーと呼ばれる草刈り機も最近は大活躍してます。

作業の終わりはやはり18:00です。

そして最後に休日の過ごし方ですね。

5:30ごろに起きて朝食を摂って洗濯をして6:30ごろから走りにいきます。

午前中はランニングから帰ってきたら一休み。

午後からは佐久平まで買い物に行ったり(大体カインズが多い)、図書館で本を借りたりして夕方近くの温泉に入って1週間の疲れを取ります。

近くに布施温泉、春日温泉、少し行けば浅科温泉と温泉がたくさんあって楽しみです。


帰りに西友で買い物(なんと24時間営業)して帰宅。

休日はこんな感じであっという間に過ぎていきます。





2013年6月11日火曜日

草取りが大変だ!

5月以降まとまった雨が降らず畑の土はカラカラに乾燥しています。

その為草の成長も遅くまだ地面から顔を出しただけの所があります。

大きくならない今のうちに草取りをします。

ベテランの農家だと草が出て来る前に土を掻いて草を生やさないそうですね。

最近は毎日少しずつ草取りをしています。

今日は大豆、キャベツ、きびの畝をやりました。

大豆の草取り後




きびはイネ科の草と見分けが付かず、イネ科の草も残したままにしたので筋状に残ってます。もう少し成長すると見分けらるようです。
 
 




 
 
乾燥した土にも関わらず葉物野菜は元気に育っています。
 
下に写ってる野菜はレタス、サニーレタス、キャベツ、小松菜、しろ菜、水菜、ルッコラ、マスタード。
 
出荷の最盛期を迎えてます。


 

2013年6月7日金曜日

ジャガイモの土寄せ

4月23日に植えたジャガイモの芽が大きくなってきたので、土寄せをしました。

ジャガイモは種イモの上に新しいイモができるので畝を高くして新しいイモが土から出ないようにしなければなりません。



イモは日に当たると緑化してしまいます。

ジャガイモの畑も広いです。

管理機で1時間かけて半分近くの畝に土寄せをしました。

ようやく管理機も使いこなせるようになってきたかなと自分では思ってます(^^;

この畑は石が多くて管理機のロータリーが石にぶつかると管理機が跳ね、苗を傷つける恐れがあるので気を使います。

また傾斜してるので上って来るときは力を入れて管理機を押さないと前へ進んでくれません。

押しながら石でハンドルを取られるのも抑えるのでかなりの腕力を必要とします。

1時間でかなり疲れました。

2013年6月6日木曜日

さつまいもの播種

1500本のさつまいもの苗を定植しました。

さつまいももジャガイモと同じようにイモのまま土に植えると思っていたら、イモから出た芽を切って芽だけを植えるんですね。

さつまいもの畑は直線距離が50メートル。

畑の50メートルは長い!

しかも畝は12本。

植え方は舟底植えと言って地面に対して横に植えていきます。

横にすることで根が沢山付いて栄養分をよく吸収し、イモを沢山付けることができます。

そして植えた後、土を盛って山のようにします。

5人で4時間かけて終了。



1500本の苗は手ごわかった。

終わった時には西の空が夕日で真っ赤に染まっていました。