2013年6月13日木曜日

研修生活はこんな感じ

佐久市のゆい自然農園さんに研修でお世話になってはや2か月半が過ぎました。

興味ないかもしれませんが、普段どんな生活をしてるか書いてみようと思います。

住まいは本宅の道路を挟んで向かい側にある古い建屋です。伊勢湾台風で本宅が壊れた時に仮に建てられたらしいです。

はっきり言ってボロ家です。(師匠ごめんなさい)

奥が私の部屋



2間を研修生二人で使っています。1間8畳で広さは十分です。

ガラス戸から出入りするのですが、立てつけが悪く開け閉めが固くて大変です。最近は開けるたびに虫が入ってきて部屋の中で虫と共生してます。

一応蚊やハエ以外はあまり迷惑をかけないので入ってくることを許しています。

風呂、流し、トイレも付いていて一応最低限の生活はできます。
掃除してもう少しきれいになってますよ。

 

最初はかなりの汚れに、鈍感な私でさえ使うのに抵抗がありましたが、今ではほとんど気にならなくなりました。

家賃はタダ、光熱費も出してもらっていて、野菜も出荷で余ったり、難ありで出荷できないものをもらったりしてほとんどお金を使いません。

もっとも一番近いスーパーまで10キロもあるので、お金を使う機会がありません。買い物は休みの日にまとめ買いしてます。

そしてその休みは土曜日だけの週休1日です。

サラリーマン時代の週休2日が懐かしいというか羨ましい。でもサラリーマン時代と比べると休みを除いては今の生活の方が満足してます。

独立したら月に1回は連休を取るぞっと決めてます。そんな余裕あんのかと突っ込まれそうですが。

作業のある6日間は大きく分けて出荷日と出荷のない日に分かれます。

出荷日は月、水、金。

朝6時から作業開始。

起床は4:30。

まずは畑に出て出荷に必要な野菜を収穫します。6月になってキャベツ、レタス、小松菜など葉物が沢山採れるようになりました。



ただ収穫すればいい訳ではありません。成長の早い株や密集してるところを間引いたり、いかに長く収穫できるか考えながら収穫しなけれななりません。

毎回状況が変わってくるのでこれがなかなか難しいんです。

収穫が終わったら土を洗い流します。

そして出荷小屋へ運び込んで皆で収穫した野菜の出荷準備をします。



枯れた葉や古い葉が付いていたら切り取り、決められた重さを計って袋詰め。

そして箱へ詰めていきます。

終わるのは大抵14:30頃。

14:30にヤマトが集荷に来るので、それまで休みなしで時間との戦いです。

ゆい自然農園では個人宅への宅配を主としています。毎回10種類の野菜を入れていますが、これは大変なことです。

出荷が終わってやっと昼食です。皆そろって食べます。

採れた野菜中心のおかずですが、これが美味しい。

毎回お代りしてお腹いっぱい食べてます。



1時間休憩した後は通常の作業をします。

終わるのは18:00。一日11時間労働でかなりハードです。


一方出荷のない日は朝8:30からとゆっくり開始です。

大体5:30に起きて5~10キロ、30分から1時間走ってます。

こんな景色の中を走ってます。いいでしょ(笑)





戻ってきてから朝食、その後時間まで読書。

時間が来ると作業着に着替えて出荷小屋に集合。

やることはその日の朝に師匠から説明があります。

畑の土つくり(耕耘、肥料まき)、播種・定植、草取り、畝立て、マルチ張りがメインです。

畑が3町歩(約3万㎡)もあるのでどの作業にしても大変です。

有機農業で多品目を作っているので大型機械を入れて機械で一気にやる慣行農家と違ってほとんどが手作業。

特に貯蔵できるジャガイモ、サツマイモ、ネギの播種や定植は量が多くて大変でした。

ジャガイモ畑
サツマイモ畑
下仁田ネギ


最近では下手ながらトラクターや管理機(畝たてや草取りの耕耘をする機械)を扱うことが増えてきました。

管理機
 
トラクター

あとビーバーと呼ばれる草刈り機も最近は大活躍してます。

作業の終わりはやはり18:00です。

そして最後に休日の過ごし方ですね。

5:30ごろに起きて朝食を摂って洗濯をして6:30ごろから走りにいきます。

午前中はランニングから帰ってきたら一休み。

午後からは佐久平まで買い物に行ったり(大体カインズが多い)、図書館で本を借りたりして夕方近くの温泉に入って1週間の疲れを取ります。

近くに布施温泉、春日温泉、少し行けば浅科温泉と温泉がたくさんあって楽しみです。


帰りに西友で買い物(なんと24時間営業)して帰宅。

休日はこんな感じであっという間に過ぎていきます。





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