現代農業でよく取り上げられている「ヤマカワプログラム」なるものを試してみました。
強粘土質で何年も放棄されていた畑のため、土が固まっていて15センチも掘るとスコップが入らないくらい固い層が出てきます。
いわゆる耕盤層と言われるもので、トラクターで踏み固められ、ロータリーがかけらない深さに固い層ができます。
耕盤層があると根が深く張れないし、水はけも悪くなり、根腐れする原因になります。
耕盤層を柔らかくする方法は根が深くまで張るイネ科を植えるのがいいのですが、タマネギは今月末には定植しないといけないので間に合いません。
そこで「ヤマカワプログラム」を試してみることにしました。
ヤマカワプログラムでは耕盤層を畑から掘り起こして鍋で煮込みます。
耕盤層1kgを鍋に水を張り、10分間煮込みました。
お湯がコーヒー牛乳みたいな色になります。
この土のスープに光合成細菌と酵母菌を加えて3000倍に薄めて100L/10a撒くと微生物の活動が活発になり、耕盤層が柔らかくなるそうです。
実践者によると土のスープを撒くだけでも効果があったと報告があったので、ダメ元で試してみました。
ただし、土のスープだけの場合は100倍に薄めるみたい。
タマネギの畝は畝幅70cmで34mが3畝、約70㎡。
今回は100倍に薄めてジョウロで30L撒きました。
でも今夜から明日に懸けての大雨で流されてしまうかもしれません。
畑の横を車で通る人たちに、台風が来るというのに畑にジョウロで水を撒いておかしな奴と思われたでしょうね。
しかも、5反(5000㎡)もあるのにジョウロですからね(笑)
今回は台風の影響でダメな可能性が高いので、また改めて試してみます。
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